非公開会社の株式譲渡と「公正な価格」
(1)テーマ
非公開会社の株式は,市場がないため,流動性や支配権が価格に与える影響力が大きく,発行会社が買主となる場合(自己株式の取得)も少なくありません。また,株主が非公開会社の株式の買取りを請求する場面では,申立により裁判所が株式の「公正な価格」を決定します。このように,非公開会社の株式譲渡には,様々な場面に応じてどのように価格を決定するかが問題となります。本セミナーでは,非公開会社の株式の譲渡や買取り請求について,会社法が定める手続を概説し,「公正な価格」の評価法,税法との関係について整理します。
(2)プログラム
Ⅰ 非公開会社の株式譲渡の手続
1 株式譲渡~譲渡等承認請求~
2 自己株式取得~株主との合意による取得~
3 全部取得条項付種類株式の取得
4 相続人等に対する売渡請求
5 組織再編その他の株式買取り請求
Ⅱ 「公正な価格」
1 価格と価値
2 評価法
3 税法との関係
⑴ 譲渡益とみなし配当
⑵ 法人税・所得税の「時価」と財産評価基本通達の「時価」
(3)申込み
申込みは、電話又はメールで受け付けております。
開催日時は、講師とあらかじめ調整して予約していただき、場所はお申込み企業・団体で、参加人数に応じた会議室等(プロジェクタを利用できることが望ましい)をご用意いただ くことになります。
時間は、3時間以内(質疑応答を含む)とします。
講師料:100,000円(税抜)※参加人数に関わりません。
実費(テキスト印刷代、交通費)は、別途必要となります。
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