資料版商事法務 458(2022.05)号
資料版商事法務458(2022.05)号
連載「会社法に基づく計算関係の実務の要点」
第5回 注記表(1)
個別注記表および連結注記表について、(連結)計算書類と(連結)財務諸表とで注記ルールに違いがある。一般的には(連結)財務諸表のほうが詳細な注記ルールが定められているが、特に個別注記表では計算書類の注記ルールのほうが厳格な場合もある。そのため、企業の財務部門は、(連結)計算書類の作成にあたって、(連結)財務諸表の注記内容から充実させなければならない事項と簡素化することができる事項に分けて理解し、想定問答等を準備する総務部門や法務部門と連携する必要がある。
そこで、第5回から第6回にかけて、(連結)計算書類の注記ルールを(連結)財務諸表の注記ルールと比較しながら整理し、解説する。
[ 目 次 ]
はじめに
第1 個別注記表および連結注記表
第2 注記事項
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